【農家さん直伝!】お米の正しい保存方法

時々ご質問を頂く【こうのとり育む大地米】の保存方法についてお話します。

【こうのとり育む大地米】は、農薬や化学肥料を使わない農法で育てられているため、一般に売られているお米より、少し保存に注意が必要です。

中でも「赤飯米(せきはんまい)」の扱いには、農家さんもいちばん気を使われているようです。
なぜかと言うと、「赤飯米」は、環境によってはカビが生えやすいということが分かっているからです。
高温多湿な環境がちょっと苦手なんです。

後ほど詳しく書きますが、夏場は冷蔵庫での保存をお願いしています。
また、夏以外の季節でも、直射日光が当たる場所や暖房器具の近くはお避け下さい。

「赤飯米」が保存にいちばん気を使うワケ

【こうのとり育む大地米】の赤飯米は、○○米

【こうのとり育む大地米】の「赤飯米」は、「赤米(玄米)」を五分づきに精米したものなのですが、【こうのとり育む大地米】の赤米はもち米です。もち米は、うるち米より水分を吸収しやすいので、カビが生えやすいのではないかと考えられています。

一方で「赤米」を玄米のまま販売(または配合)している「赤米(玄米)」と「紅白米」は、ぬかに覆われた状態ですので、「赤飯米」より保管に適しています。

それでは、【こうのとり育む大地米】の理想的な保存方法を具体的にご紹介します。

ご家庭での保存時に、参考になさってください。

【こうのとり育む大地米】理想的な保存方法

お米の理想的な保存方法

以下の3点に気を付けて頂くと、なるべく新鮮で美味しいまま【こうのとり育む大地米】をお召し上がりいただけます。

お米保存の3大ポイント

①期間 ②場所 ③容器

お米の保存期間のめやす

お米は長期保存できると思われがちですが、おいしく食べられる期間は意外と短いです。

冬場は2ヶ月、春と秋は1ヶ月、梅雨の時期から夏場は3週間ぐらいをめやすにお召し上がり頂くのが理想です。

お米の正しい保存場所

お米は高温多湿が苦手

一般的には、「直射日光の当たらない、涼しく、風通しの良い場所」というのが、お米の理想的な保存場所と言われています。ですが、今どきの住宅環境や気候状況で、年間を通してこのような条件をキープしている場所を探すのは難しいですよね。

ですので当店では、お米の保存は冷蔵庫で!ということをおススメしています。もし冷蔵庫に「野菜室」があれば野菜室がベストです。

ちなみに農家さんでは、収穫したお米を貯蔵庫で保管されているのですが、だいたい12~13℃をキープするように調整されています。このぐらいの温度が、お米にとって最適の温度だと分かりますね。

お米保存におススメの容器

お米保存には密閉性のある容器が必要です。

【こうのとり育む大地米】は、農家さんから出荷されるときは紙製(内側にビニール)の米袋で出荷されます。米袋は空気を通すので、このまま保存すると酸化や乾燥が進んでお米が劣化してしまいます。ご自宅に届いたら、早めに密閉性のある容器に移し替えることをおススメしています。

容器に移し替えることで、お米の品質を保つことができるだけでなく、害虫の侵入を防ぐこともできます。

ご参考までに、おススメの保存容器を紹介しておきます。

米びつ、ペットボトル、ジップロックが3大おススメお米保存容器

それぞれの特徴や注意点をご紹介します。

米びつ
米びつを選ぶときの注意点

様々な米びつが売られていますが、自動計量機能付きのものや大型のものは、丸洗いできるものを選びましょう。お米のカスや粉に虫が付きやすいので、お米の継ぎ足しは避け、使い切るたびに米びつを洗って清潔に保つことが大切です。

ペットボトル
ペットボトルでの保存はとっても便利

冷蔵庫で保存するには大変便利です。また、口が小さいので酸素に触れる部分が少なく、酸化しにくいというメリットもあります。

難点は、米袋から移し替えるのが少々手間だということでしょうか。

使用済みのペットボトルは、洗ったあとよく乾燥させてからお米を入れてください。

お米は匂いを吸収しやすいので、できればジュースなどが入っていたペットボトルは避けましょう。

ジップロック(ジッパー付き食品用ビニール袋)

1回で炊く分量ずつ小分けにして冷蔵保存できることが大きなメリットです。なるべく空気を抜いて密閉することで、酸化を遅らせる効果もあります。

ペットボトルと同様、移し替える手間がかかりますが、平らに密閉することで場所を取らずとても便利な保存方法です。

【こうのとり育む大地米】保存方法|まとめ

お米の保存は、できれば冷蔵庫が理想的です。

特に「赤飯米(せきはんまい)」の保存には冷蔵庫をおススメします。

せっかく産地直送の【こうのとり育む大地米】をお求め頂くなら、お米にとってベストな状態で、本来の美味しさのまま、安心・安全にお召し上がり頂きたく、今回のお話をさせて頂きました。お役に立てれば幸いです。

今後、以下のような内容のお話も書いていきたいと思います。
ときどきのぞきに来て頂ければうれしいです。

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